ミルクティー
二人は……
お互いをしっかり分かり合っている……、信頼しているような関係だな。
「つーか、海斗!!お前は雛那チャンに大切な事全然言ってねーだろ?」
「何のことだ?」
七生さんはさっき淹れたミルクティーを飲みながら答えた。
「はぁー。お前、自分の名前すら言っていなかっただろ」
「そうだったか?ゴメン春野さん」
「いえ、大丈夫です」
「改めまして……。七生 海斗(ナナミ カイト)
この春で大学2年生になります」
「じゃあ私は春野 雛那です。
春から高校2年生です」
自己紹介が終わり、視線が絡み合うと……、自然と微笑みあった
「おいっ、俺の存在忘れるな」
あっ……、広瀬さんのこと忘れてた。
「悪い悪い。陸の事忘れてないからな!ねー、春野さん」
「はっ、はい。忘れてなんていません」
「なー、“春野さん”って呼ぶのなんか固くない?」
「そうか?俺は別に…」
「雛那チャンは“春野さん”と“雛那チャン”だったらどっちがいい?」
「私はどっちでも…」
「じゃぁ“雛那チャン”で。わかった海斗?」
「雛那チャン、俺のことは“陸”でいいよ。海斗は“海斗”でいいから」
「いいんですか?呼び捨てで呼んで」
仮にも、二人は年上。
少し、タメ口は抵抗がある。
「呼び捨てでいいから」
でも、広瀬さんのその言葉で、私は“海斗”“陸”と呼ぶことになった。
お互いをしっかり分かり合っている……、信頼しているような関係だな。
「つーか、海斗!!お前は雛那チャンに大切な事全然言ってねーだろ?」
「何のことだ?」
七生さんはさっき淹れたミルクティーを飲みながら答えた。
「はぁー。お前、自分の名前すら言っていなかっただろ」
「そうだったか?ゴメン春野さん」
「いえ、大丈夫です」
「改めまして……。七生 海斗(ナナミ カイト)
この春で大学2年生になります」
「じゃあ私は春野 雛那です。
春から高校2年生です」
自己紹介が終わり、視線が絡み合うと……、自然と微笑みあった
「おいっ、俺の存在忘れるな」
あっ……、広瀬さんのこと忘れてた。
「悪い悪い。陸の事忘れてないからな!ねー、春野さん」
「はっ、はい。忘れてなんていません」
「なー、“春野さん”って呼ぶのなんか固くない?」
「そうか?俺は別に…」
「雛那チャンは“春野さん”と“雛那チャン”だったらどっちがいい?」
「私はどっちでも…」
「じゃぁ“雛那チャン”で。わかった海斗?」
「雛那チャン、俺のことは“陸”でいいよ。海斗は“海斗”でいいから」
「いいんですか?呼び捨てで呼んで」
仮にも、二人は年上。
少し、タメ口は抵抗がある。
「呼び捨てでいいから」
でも、広瀬さんのその言葉で、私は“海斗”“陸”と呼ぶことになった。