ミルクティー
「ねぇ雛那、その人って名前何て言うの?」

「な、名前?

七生 海斗だけど…」

「へぇー、七生さんって言うのね。
お母さんも会いたいなぁ〜


あっ、まだご飯にならないから上に行っていていいわよ」


「う、うん」






私は走って自分の部屋へいった。









お母さんと話した。



あんなに沢山。







嘘みたい。





頭の中がごちゃごちゃしている。











そう言えば…

お母さんの手、震えていた。




もしかして私とずっと話したかったのかな?








お母さんとの簡単なメモのやり取りは続いている。


今朝もいつもどうりに朝食の横に置いてあった。





おはよう。

今朝はロールパンです。
遅刻しないよいに気をつけて。




内容はいつもと変わらない。
朝はいつもどうりだったのに…




突然、何でだろう?



< 148 / 353 >

この作品をシェア

pagetop