ミルクティー
海斗が口を開いた


「そういえば雛那ちゃんはどこの高校に通っているの?」


「あっそれ俺も聞きたい!」


陸まで食いついてきた


「私はここから近くの【桃咲高校 モモガサキコウコウ】です」


「「桃咲!?」」


2人はびっくりした様子だ。

私マズイ事言っちゃった??


「そこは俺達の大学と系列の高校だよ。

確かあの高校には≪英語≫≪看護≫≪デザイン≫って感じでクラスがいくつかに分かれていたよな」


「そうそう、それで年に何回か俺達大学生が高校へ行って講演会するんだよな」


なんか2人とも詳しすぎる。


「2人とも詳しいんですね」


2人は私の顔を見てビックリしている。


「雛那チャン、休み明けに俺達が【桃咲高校】に行って講演会するんだ」


「・・・」



2人が高校に来るの?

講演会。



「雛那ちゃん?」


「だっ大丈夫です
もしかして今日はそれで陸はここに…」


「う~ん、まぁそんなとこかな」


「すいません。
私、今から帰ります」


「大丈夫だよ。
急がなくても。
休みはまだあるんだから」


「はい」



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