ミルクティー
車に乗って数十分――…
「海だぁ〜」
久し振りにきた海に少し興奮気味な私。
ここは海斗の誕生日に来た海。
「わぁー
海だ!海だ!海だぁ!」
「そんなに走ると転ぶよ」
砂浜を思いっきり走っている私。
そんな私少し後ろからゆっくり歩きながら優しく見ている海斗。
少し海水を触ってみた。
「冷たい」
「そりゃそうだよ。もう秋なんだから」
「きゃぁっ」
「おっと、危ない」
急に後ろにいた海斗にビックリして転びそうになってしまった…
けど海斗が腕を掴んでくれて
海水に突っ込まなくて済んだけど…
「海斗、何しているの?」
「何って…
抱き締めているんだけど」
うん、わかる。
けどどうして?
トクン トクン―――…
すごく胸がなってしている。
「雛那ちゃん、しばらくこうしていていい?」
顔を上げて海斗の表情を見てみると…
この間と同じ瞳。
声を出すことも体を動かすこともできない。
「いい?」
見つめられた瞳で話されたら私は
「うん」
としか答えられない。
海斗は優しく笑って
「ありがとう」
と言ってくれた。
恥ずかしくなった私は海斗の胸に顔を埋めた。
海斗は優しく頭を撫でてくれた。
「海だぁ〜」
久し振りにきた海に少し興奮気味な私。
ここは海斗の誕生日に来た海。
「わぁー
海だ!海だ!海だぁ!」
「そんなに走ると転ぶよ」
砂浜を思いっきり走っている私。
そんな私少し後ろからゆっくり歩きながら優しく見ている海斗。
少し海水を触ってみた。
「冷たい」
「そりゃそうだよ。もう秋なんだから」
「きゃぁっ」
「おっと、危ない」
急に後ろにいた海斗にビックリして転びそうになってしまった…
けど海斗が腕を掴んでくれて
海水に突っ込まなくて済んだけど…
「海斗、何しているの?」
「何って…
抱き締めているんだけど」
うん、わかる。
けどどうして?
トクン トクン―――…
すごく胸がなってしている。
「雛那ちゃん、しばらくこうしていていい?」
顔を上げて海斗の表情を見てみると…
この間と同じ瞳。
声を出すことも体を動かすこともできない。
「いい?」
見つめられた瞳で話されたら私は
「うん」
としか答えられない。
海斗は優しく笑って
「ありがとう」
と言ってくれた。
恥ずかしくなった私は海斗の胸に顔を埋めた。
海斗は優しく頭を撫でてくれた。