ミルクティー
目の前には…




ちょっと寂しいサラダと、キラキラしているハンバーグ…


「ほら食べよ?」


「う〜…」


「いつまで俯いているの?
早く食べなきゃ冷めるから」


「…………」



まさか海斗があんなに料理が得意だなんて思わなかった。



ハンバーグ…

私手伝っていない。



作ったのはサラダだけ。



「海斗ー」


「ん、どうした?」


「なんで?
なんでこんなに料理上手なの?」



想像では…

少し焦げ目があってハンバーグがデコボコしているって考えていたのに。




でできたのは…

焦げ目ひとつないキレイなハンバーグ…



「まぁ2年も1人暮らししていればある程度は出来るよ」



海斗は今2年生。

大学生と同時に1人暮らし始めたんだ。

それでも上手すぎだよ…




「ほらご飯食べよ」


「………うん」



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