ミルクティー
「雛那ちゃん?
泣いているの…」
「泣い、てない…」
目がどんどん熱くなってきて温かいものがたまっていくのが自分でもわかる。
「ウソつき。
泣いている」
さっきまで私と向き合って座っていた海斗だけど
今は私の隣にいる。
「何か嫌いなものでも入っていた?」
違う…違うよ。
海斗は私が近くにいる事が嫌なんだよね…
だから『誕生日』とか『一緒に料理作ろう』とか言うと辛い顔、するんだよね…
「雛那ちゃん…
何があったの?
もしかして学校で何かあった?」
思い切り首を横に振る。
私は海斗に辛い顔、させたくないよ。
そして私から出てきた言葉は
「帰る…」
急いで席を立ったけど
「待って。
そんな顔で帰すわけにはいかない」
腕を掴まれ海斗の横に逆戻り…
そして海斗は私を優しくギュッと抱き締めてくれた。
「何で泣いているかは分からないけど…
話したくなったら話して」
私が泣き止むまで背中をゆっくりポンポンってやってくれた。
子供のように…
けどそれが無性に嬉しかった。
泣いているの…」
「泣い、てない…」
目がどんどん熱くなってきて温かいものがたまっていくのが自分でもわかる。
「ウソつき。
泣いている」
さっきまで私と向き合って座っていた海斗だけど
今は私の隣にいる。
「何か嫌いなものでも入っていた?」
違う…違うよ。
海斗は私が近くにいる事が嫌なんだよね…
だから『誕生日』とか『一緒に料理作ろう』とか言うと辛い顔、するんだよね…
「雛那ちゃん…
何があったの?
もしかして学校で何かあった?」
思い切り首を横に振る。
私は海斗に辛い顔、させたくないよ。
そして私から出てきた言葉は
「帰る…」
急いで席を立ったけど
「待って。
そんな顔で帰すわけにはいかない」
腕を掴まれ海斗の横に逆戻り…
そして海斗は私を優しくギュッと抱き締めてくれた。
「何で泣いているかは分からないけど…
話したくなったら話して」
私が泣き止むまで背中をゆっくりポンポンってやってくれた。
子供のように…
けどそれが無性に嬉しかった。