ミルクティー
リビングの入り口に立っている私。
向かい合ってソファーに座っているお母さんと…
海斗。
今私の目の前で繰り広げられているおかしな光景は…
さかのぼること数時間前
―――――――――…
「雛那、今日よね?
七生さんと出掛けるの」
「そうだよ」
「どこで待ち合わせ?」
「家の前」
今日は土曜日。
早起きをして海斗と紅葉を見に行く。
リビングで朝食を食べているとお母さんが急に話しかけてきた。
大学見学の日の朝
海斗に会ったお母さんはその日から変わった。
朝食か夕食のどちらかは必ず一緒にいてくれる。
休みの日も同じ。
私たちの間に会話は無い。
けど一緒に居られるだけで嬉しい。
「雛那ーもうそろそろ時間でしょ?
急ぎなさーい」
ヤバいヤバい!
待ち合わせの時間に遅れてしまう。
海斗を寒い中待たせるわけにはいかない。
私は急いで自分の部屋に戻って着替えを済ませお母さんがいるリビングへ行ったら…
そこにはおかしな光景が広がっていて…
ついつい私は口を挟んでしまった。
「何やっているの?」
向かい合ってソファーに座っているお母さんと…
海斗。
今私の目の前で繰り広げられているおかしな光景は…
さかのぼること数時間前
―――――――――…
「雛那、今日よね?
七生さんと出掛けるの」
「そうだよ」
「どこで待ち合わせ?」
「家の前」
今日は土曜日。
早起きをして海斗と紅葉を見に行く。
リビングで朝食を食べているとお母さんが急に話しかけてきた。
大学見学の日の朝
海斗に会ったお母さんはその日から変わった。
朝食か夕食のどちらかは必ず一緒にいてくれる。
休みの日も同じ。
私たちの間に会話は無い。
けど一緒に居られるだけで嬉しい。
「雛那ーもうそろそろ時間でしょ?
急ぎなさーい」
ヤバいヤバい!
待ち合わせの時間に遅れてしまう。
海斗を寒い中待たせるわけにはいかない。
私は急いで自分の部屋に戻って着替えを済ませお母さんがいるリビングへ行ったら…
そこにはおかしな光景が広がっていて…
ついつい私は口を挟んでしまった。
「何やっているの?」