ミルクティー
「何って…
七生さんとお話しているのよ?

ねぇー七生さん♪」


「はい♪」



時計を見ると7時40分…
待ち合わせは8時00分。


もしかして海斗は早く来てくれたの?



今は夏のように暑くない。

どちらかといえば…寒い。



「雛那ちゃん、おはよう」



いつもの海斗の笑顔。

寒さなんて吹き飛ばしてしまいそうな笑顔。



カッコいい―――…



「おはよう、海斗」



そして

私もつられて笑顔になる。



――――――…




「それでは雛那の事、よろしくお願いします。
雛那、七生さんに迷惑かけないようにね」


「は〜い」


「それでは、お預かりします」



お母さんが玄関まて私達を見送ってくれた。


けど私と海斗を見ながらニコニコしている。





私達…

何か変?



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