ミルクティー
無理なのかな…

海斗に少しでも近づきたいのに…


「たまには子供に戻るのもいいかもな…」


「私は今でも子供ですけど?」



ちょっと拗ねた感じになってしまった。


あーあ…

私って可愛く無いな…



「もしかして『幼い』って言ってそれで雛那ちゃん拗ねている?」


「拗ねてなんか無いもん」


本当は拗ねてたり…

けど強がる私。



「強がっちゃって…
そんな雛那ちゃんも可愛いね!」


「///…」



また海斗が私をからかう…

いつもいつも『可愛い』って言ってくれるけど…


海斗にしたら簡単な言葉だと思う。

私は『可愛い』って言われるといつも体中が熱くなってそして…




トクン トクン トクン―――――


胸が鳴る。




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