ミルクティー
「ねぇ、海斗君…」


兄のお嫁さん

宏美さんが話しかけてきた。


この人はとても優しい人。



兄貴にはもったいないくらい…



「雛那ちゃんってお兄さん居るのかな?」


「あ~…
俺と同い年のお兄さんがいるって言っていた」


「もしかして【和弥】って名前?」


「確か…

でもどうしてその事を?」


「それは…」



宏美さんから話を聞いて驚いた。




この時俺は【和弥】が近くにいるだなんて…

考えられなかった。



< 228 / 353 >

この作品をシェア

pagetop