ミルクティー
第2章
春が来れば思い出す



それはあなたと過ごしたとても温かな時間



そして――――――



あなたが淹れてくれた



甘い甘い


“ミルクティー”



今の私にはあなたと過ごした時間すべてが『思い出』



あなたが居なくなって




5年




どこにいるの?




隣を見ても誰もいない




私のカップはあなたが居なくなってから少しずつ減っている



会いたい





会いたいよ



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