ミルクティー
私が飲みやすい温度のスープ。

海斗だから知っている私の事。



「海斗…
海斗のスープ…おいしいから」



さすが海斗だな…

私の事なら何でも知っているみたい。



って…

今は海斗に感心している場合じゃない。

この状況を何とかしなくちゃ。



けどどうしたら機嫌…

直してくれるかな?



海斗に私の気持ち、

どうやって伝えたらいいんだろう。


本当においしいのに。




「クスクス…」


「か、海斗?」



私の向かいに座って笑いを一生懸命堪えている海斗…




………あっ!もしかして




< 232 / 353 >

この作品をシェア

pagetop