ミルクティー

モミジの道

私達がご飯を食べ終わり海斗の家から出ようとしたら…

海斗のお母さんに呼び止められた。



私達はお店が忙しいと思ったから裏口から出ようとしていた。

ご飯を食べた机の上に一応置き手紙も残してきたんだけど…




「雛那ちゃーん。
海斗の事、これからもよろしくね!!!」


「はぁーい!」



私は元気よく返事を返した。

なんだか海斗とずっと一緒に居ていいように聞こえる♪


私ってなんだか彼女?みたい。


―――――――…


「海斗ー

さっきのモミジが沢山あったあそこ…
連れていってね」


「分かっているよ。
今向かっているから」



口元が緩んでしまう。


海斗のお母さんの言葉…

嬉しかったなぁ〜。


海斗の彼女になれるなら


なりたいな…







無理だよね…

私みたいな子供なんか相手になんかされないよね。




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