ミルクティー
「いらっしゃーい、雛那チャン!!」
「陸、うるさい」
「いやぁ~雛那チャンに会うのが久しぶりだな~って思って。
最近は海斗の部屋にも行けなかったし」
「来なくていい」
「冷たいな~海斗は。
雛那チャン、こんな冷たい奴の近くなんていないでもっとこっち来ていいよ」
以前、陸に連れてきてもらった作業部屋にいる。
前の時は誰もいなかったけど…
今日は平日って事もあって沢山の人がいる。
私は海斗に手を握ってもらて海斗の背中に隠れていた。
「雛那ちゃん、怖くないから大丈夫。
衣装とかいっぱい見るといいよ」
「うん…」
「あ、なんか後少ししたら“修矢と結衣”が来るみたい。
さっき修矢からメール着ていたな~」
「あの2人来るのか…
ここ、うるさくなるぞ」
「ん~いいよ!
そんなに気にならないし」
私は遠くから作業をする人たちを見ているけど…
みんなすごい集中力だと思う。
1点を見つめたままミシンを使っている人もいれば手で縫っている人もいる。
私はゆっくり海斗の元を離れて作業する人の近くに行ってみた。
1枚の布を手に取って見るとビックリした。
縫い目が真っ直ぐでキレイに等間隔で縫われていた。
「スゴーイ…」
あまりのスゴさに声まで出てしまった。
そうしたら一斉にみんな私の方に視線を移した。
「ご、ごめんなさい」
うわ―ん…
皆さんの視線が怖いよ。
海斗ー助けてよ。
「みんなーそんなに雛那チャンをいじめないであげて。
ちょっと休憩にしよう」
「「はい!!」」
す、スゴイ…
みんな、陸の一言で作業をやめ始めた。
「陸、うるさい」
「いやぁ~雛那チャンに会うのが久しぶりだな~って思って。
最近は海斗の部屋にも行けなかったし」
「来なくていい」
「冷たいな~海斗は。
雛那チャン、こんな冷たい奴の近くなんていないでもっとこっち来ていいよ」
以前、陸に連れてきてもらった作業部屋にいる。
前の時は誰もいなかったけど…
今日は平日って事もあって沢山の人がいる。
私は海斗に手を握ってもらて海斗の背中に隠れていた。
「雛那ちゃん、怖くないから大丈夫。
衣装とかいっぱい見るといいよ」
「うん…」
「あ、なんか後少ししたら“修矢と結衣”が来るみたい。
さっき修矢からメール着ていたな~」
「あの2人来るのか…
ここ、うるさくなるぞ」
「ん~いいよ!
そんなに気にならないし」
私は遠くから作業をする人たちを見ているけど…
みんなすごい集中力だと思う。
1点を見つめたままミシンを使っている人もいれば手で縫っている人もいる。
私はゆっくり海斗の元を離れて作業する人の近くに行ってみた。
1枚の布を手に取って見るとビックリした。
縫い目が真っ直ぐでキレイに等間隔で縫われていた。
「スゴーイ…」
あまりのスゴさに声まで出てしまった。
そうしたら一斉にみんな私の方に視線を移した。
「ご、ごめんなさい」
うわ―ん…
皆さんの視線が怖いよ。
海斗ー助けてよ。
「みんなーそんなに雛那チャンをいじめないであげて。
ちょっと休憩にしよう」
「「はい!!」」
す、スゴイ…
みんな、陸の一言で作業をやめ始めた。