ミルクティー
気がつけば時間は11時を回っていた。

ご飯を食べ終わった後、5人で他愛のない話をした。

私は眠くなってきて目をこすっていると、海斗が私に気づいてくれた。


「雛那ちゃん眠い?」


「ちょっと…」


「じゃあお家、帰ろっか」


「…うん」



こんなに遅く帰ったらお母さんに怒られるかな?

あんまり遅くならないようにって言われていたけど…


遅くなっちゃった。



「眠そうな雛那ちゃん可愛いー」


「結衣うるさい」


眠いな~…

お風呂は明日の朝でいいや。


「Zzz…」


「海斗、雛那チャン寝ているよ!!」


「あー…寝ちゃった。
まあいいや、送って来るわ」


「気をつけて~」







私は気がついたら自分のベットの上だった。

後から聞いたけど…


海斗がおんぶをして私の事を運んでくれたみたい。

そして私の部屋まで連れて来てくれたのも海斗。

なんだか寝ていたのがもったいない…


そういえばお母さんと海斗の『内緒話』の内容結局分からなかったな…

何だったんだろう?





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