ミルクティー
前の時とは違うレストランに入った。
ここはちょっと薄暗く小さな個室がいくつかあるとても静かなレストラン。
料理を頼み終わり私が口を開けた。
「あのね、海斗に聞きたいことがあるの?」
「俺が答えられる範囲ならどうぞ」
「ショーの最中に聞こえたピアノあったでしょ、あれって誰が弾いていたの?」
「あれはうちの大学の人が弾いていたんだ。
ピアノがどうかした?」
「うん…
あのピアノの曲、聞いた事あるような感じがしたの…だから何の曲か聞こうと思って」
私達が表に出た途端に聞こえたピアノ。
どこかで聞いた事があるような優しい曲。
思い出せそうで…思い出せない。
「俺はあの曲を今日初めて聞いたよ。
またピアノを弾いていた人に会えたら聞いてみるよ」
「ホント?いいの」
「モチロン。
俺、あの人と友達だからさ」
「えぇーいいなぁ〜
私も会ってみたい!」
あんな優しいピアノを弾ける人に会って、
その人のピアノをもっと近くで聞いてみたい。
ここはちょっと薄暗く小さな個室がいくつかあるとても静かなレストラン。
料理を頼み終わり私が口を開けた。
「あのね、海斗に聞きたいことがあるの?」
「俺が答えられる範囲ならどうぞ」
「ショーの最中に聞こえたピアノあったでしょ、あれって誰が弾いていたの?」
「あれはうちの大学の人が弾いていたんだ。
ピアノがどうかした?」
「うん…
あのピアノの曲、聞いた事あるような感じがしたの…だから何の曲か聞こうと思って」
私達が表に出た途端に聞こえたピアノ。
どこかで聞いた事があるような優しい曲。
思い出せそうで…思い出せない。
「俺はあの曲を今日初めて聞いたよ。
またピアノを弾いていた人に会えたら聞いてみるよ」
「ホント?いいの」
「モチロン。
俺、あの人と友達だからさ」
「えぇーいいなぁ〜
私も会ってみたい!」
あんな優しいピアノを弾ける人に会って、
その人のピアノをもっと近くで聞いてみたい。