ミルクティー
私は急いで家に帰った。
部屋の窓から隣の部屋を見る。
そうしたら海斗と陸がいた。
ちょうどいい。

私は急いで海斗に電話をかけた。


「はい、もしもし」

「海斗?
今からそっちに行っていい?」

「今から?
まぁいいけど陸が居るよ」

「それでもいい」

「わかった」


私は海斗の部屋のチャイムを押す。


ピンポーン


カチャ


あれ?
ドアを開けてくれたのは海斗…
ではなく陸だった。


「いらっしゃい雛那チャン」

「おっおじゃまします」

リビングへ行くと海斗がきた。
手には私の分の紅茶を持っていた。

「はい、アイスミルクティー。
今日はどうしたの?何か急いでいるみたいだったけど…」

「私聞いていないです。
何で私が『高校代表』何ですか」

「あれ、もうその話来ちゃった」

海斗と陸は顔を見合わせ――――
海斗が話し始めた

< 28 / 353 >

この作品をシェア

pagetop