ミルクティー
「じゃあ俺も…」
海斗は後部座席から長方形の袋を出してきて私に渡してくれた。
「雛那ちゃんにクリスマスプレゼント」
「私に?」
「そっ、開けてみな」
私は言われた通りに袋を開けてみた。
「手袋だぁー」
「朝学校に行くとき雛那ちゃんが手袋をはめている姿を見なかったから…それで雛那ちゃんへのプレゼントを選んでいたらその手袋が目に入ったんだ」
「可愛いー!ありがとう」
白いふわふわした手袋。
私が海斗にあげたマフラーは黒のシンプルのマフラー。
「白黒だね♪」
「雛那ちゃんが俺に用意しているだなんて思わなかったよ」
「驚かそうと思ってずっと内緒にしていたの♪」
「十分驚いたから」
しばらくの間、手を繋ぎながら車からキレイな星空を眺めていた。
「海斗、連れて来てくれてありがとう」
「どういたしまして」
次の日からだった。
海斗の様子が変わっていったのは。
高校生の私が海斗の変化には…
気付かなかった。
海斗は後部座席から長方形の袋を出してきて私に渡してくれた。
「雛那ちゃんにクリスマスプレゼント」
「私に?」
「そっ、開けてみな」
私は言われた通りに袋を開けてみた。
「手袋だぁー」
「朝学校に行くとき雛那ちゃんが手袋をはめている姿を見なかったから…それで雛那ちゃんへのプレゼントを選んでいたらその手袋が目に入ったんだ」
「可愛いー!ありがとう」
白いふわふわした手袋。
私が海斗にあげたマフラーは黒のシンプルのマフラー。
「白黒だね♪」
「雛那ちゃんが俺に用意しているだなんて思わなかったよ」
「驚かそうと思ってずっと内緒にしていたの♪」
「十分驚いたから」
しばらくの間、手を繋ぎながら車からキレイな星空を眺めていた。
「海斗、連れて来てくれてありがとう」
「どういたしまして」
次の日からだった。
海斗の様子が変わっていったのは。
高校生の私が海斗の変化には…
気付かなかった。