ミルクティー
「今日は誰が一緒に行くの?」
「陸と修矢と結衣」
「いつものメンバーだ♪」
「そっ、これから俺が1人づつ拾っていくの」
あっ…
私、最初だ。
なんだか嬉しいな。
私と海斗は私の家からそれ程遠くない駐車場までゆっくり歩いている。
もちろん手は繋ぎながら…
寒い―――
車に近づくにつれて聞こえてくる複数の声…
「海斗はまだなの?」
「さみぃー」
だんだんはっきりしてくる声。
どこかで…
違う、私が聞いたことのある声だ。
「お前逹!!!どうしてここにいるんだよ?」
「『どうして』って簡単だよ“海斗君”
“海斗君”が俺達を迎えに来てくれないと思ったから俺達から“わざわざ”来たわけ。わかった?“海斗君”」
ニコニコしながら陸が説明してくれた。
けど“海斗君”って…
後で海斗に意地悪されても知らないよ。
「陸と修矢と結衣」
「いつものメンバーだ♪」
「そっ、これから俺が1人づつ拾っていくの」
あっ…
私、最初だ。
なんだか嬉しいな。
私と海斗は私の家からそれ程遠くない駐車場までゆっくり歩いている。
もちろん手は繋ぎながら…
寒い―――
車に近づくにつれて聞こえてくる複数の声…
「海斗はまだなの?」
「さみぃー」
だんだんはっきりしてくる声。
どこかで…
違う、私が聞いたことのある声だ。
「お前逹!!!どうしてここにいるんだよ?」
「『どうして』って簡単だよ“海斗君”
“海斗君”が俺達を迎えに来てくれないと思ったから俺達から“わざわざ”来たわけ。わかった?“海斗君”」
ニコニコしながら陸が説明してくれた。
けど“海斗君”って…
後で海斗に意地悪されても知らないよ。