ミルクティー
「俺の言ったこと分かっている?」


「わからないよ…」


「雛那ちゃんは可愛いって事。

結衣は『可愛い』って言ってくるだろ?」


「私が可愛い?」


「雛那ちゃんは可愛いよ」


「///…」



私の顔は真っ赤だ。

新年早々から海斗に可愛いって言われちゃった…



「雛那ちゃん、顔が真っ赤」



そりゃそうだよ!

好きな人に可愛いだなんて言われた…

うわぁー思い出しただけで恥ずかしい。



「クスクス…

いつまで真っ赤でいるの?早く陸たちに追い付かないと参拝出来ないよ」



そう言って海斗は私の手をギュッと強く握り引っ張ってくれた。



「足元には気を付けてね」



海斗、その心配はいらないよ。

海斗に手を握ってもらっているから安心出来る。


雪道なんてへっちゃら。


それに、もし転んでも海斗が助けてくれるよね…?








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