ミルクティー
制服 OK
髪型 OK
「よしっ」
久し振りに海斗に会うからいつもより身なりを整える。
「行ってきまーす!!」
「雛那、ちょっと待って」
「何?」
お母さんに呼び止められた。
もう…
私が元気よく学校へ行こうと思ったのに…
「雛那、“今日が最後よ”
楽しんできなさい」
「うん…わかった」
『今日が最後よ』
どんな意味が含まれているんだろう?
別に3年になるからってクラス替えは無いのに…
どうしたんだろうお母さん。
「雛那、ちゃんと帰ってくるのよ」
「帰ってくるよ。
なんだか今日のお母さん変だよ…
行ってきます」
「行ってらっしゃい…」
背中からお母さんのちょっと震えたような声が聞こえた。
「お母さん?」
私は気になり後ろを振り返ったが、
「雛那、急がなくていいの?海斗君が待っているんじゃない?」
「あ、海斗!!じゃあ行ってきまーす!!」
いつもと変わらなかった。
私の気のせいだよ、ね…
「楽しんできなさい。今日が最後なんだから…」
私が出ていってから、お母さんが呟いた。
それはもちろん私には聞こえない。
髪型 OK
「よしっ」
久し振りに海斗に会うからいつもより身なりを整える。
「行ってきまーす!!」
「雛那、ちょっと待って」
「何?」
お母さんに呼び止められた。
もう…
私が元気よく学校へ行こうと思ったのに…
「雛那、“今日が最後よ”
楽しんできなさい」
「うん…わかった」
『今日が最後よ』
どんな意味が含まれているんだろう?
別に3年になるからってクラス替えは無いのに…
どうしたんだろうお母さん。
「雛那、ちゃんと帰ってくるのよ」
「帰ってくるよ。
なんだか今日のお母さん変だよ…
行ってきます」
「行ってらっしゃい…」
背中からお母さんのちょっと震えたような声が聞こえた。
「お母さん?」
私は気になり後ろを振り返ったが、
「雛那、急がなくていいの?海斗君が待っているんじゃない?」
「あ、海斗!!じゃあ行ってきまーす!!」
いつもと変わらなかった。
私の気のせいだよ、ね…
「楽しんできなさい。今日が最後なんだから…」
私が出ていってから、お母さんが呟いた。
それはもちろん私には聞こえない。