ミルクティー
「あれ?」
急いで学校から帰って来て私はいつもの様に直接海斗の家へ向かった。
けどチャイムを押しても出てこない。
ピンポーン
「………」
反応無し。
どうしたのかな?
『卒業式の後、家においで』って言っていたのに。
ドアノブを回すと…
「開いている…」
たぶん買い物にでも行っていると思い私は勝手に部屋に入っていった。
奥に進むけど明かり1つ点いていない。
「海斗ー…」
名前を呼ぶが、反応無し。
リビングはとても薄暗く、誰も居ないように感じさせる。
窓から差し込む光がとても明るく感じる。
私の視界に1つのカップと手紙が入ってきた。
カップの中身は…
「ミルクティー?
まだ温かい」
そして手紙の宛て先を見ると…
「私?」
海斗のキレイな字で『雛那ちゃんへ』と書かれていた。
その手紙には今、この状態の全てが書かれていた。
そして私はその場に泣き崩れた。
「海斗、海斗…
行っちゃイヤ。
お願いだから帰ってきてよ」
17歳の誕生日の日。
海斗は私の目の前から消えた。
急いで学校から帰って来て私はいつもの様に直接海斗の家へ向かった。
けどチャイムを押しても出てこない。
ピンポーン
「………」
反応無し。
どうしたのかな?
『卒業式の後、家においで』って言っていたのに。
ドアノブを回すと…
「開いている…」
たぶん買い物にでも行っていると思い私は勝手に部屋に入っていった。
奥に進むけど明かり1つ点いていない。
「海斗ー…」
名前を呼ぶが、反応無し。
リビングはとても薄暗く、誰も居ないように感じさせる。
窓から差し込む光がとても明るく感じる。
私の視界に1つのカップと手紙が入ってきた。
カップの中身は…
「ミルクティー?
まだ温かい」
そして手紙の宛て先を見ると…
「私?」
海斗のキレイな字で『雛那ちゃんへ』と書かれていた。
その手紙には今、この状態の全てが書かれていた。
そして私はその場に泣き崩れた。
「海斗、海斗…
行っちゃイヤ。
お願いだから帰ってきてよ」
17歳の誕生日の日。
海斗は私の目の前から消えた。