ミルクティー
私は海斗と出会えてよかった。



誰も挨拶をしない朝。


1人で食べるご飯。


当たり前だった。


これが私の日常、当たり前の世界。



けど私の世界を一気に変えてくれた海斗。



朝起きて、「おはよう」と挨拶をする。


家族と一緒に食べるご飯。


1人の生活は慣れていたはずなのに…

当たり前だったはずなのに…


全てを変えてくれた。




海斗、


もう離れていかない?


また海斗の淹れてくれた


『ミルクティー』


飲ませてくれる?


海斗、これからは


絶対


絶対


どこにもいかないで。


私、海斗の事、


「大好き」


「俺も雛那ちゃんの事、好きだよ」


ずっと


ずっと


一緒だよ。












fin.



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