ミルクティー
「陸。
お前の荷物全部捨てるぞ」
「えっ・・・
それは困る」
・・・荷物?
2人の会話はまだ続く
「お前の為に毎回送られてくる茶葉、もぅいらないって電話しとくかなぁ〜」
「あと未桜にチクるか」
「あー
わかった。
わかったから、さっきはすいませんでした」
「わかればよろしい」
また知らない事が出来た。
『未桜』って誰?
そっかそうだよね。
私と海斗が出会ってまだ1ヶ月―――
海斗と陸はもう何年も一緒にいる。
私とは違う。
さっきまで温かい感じがどんどん冷めていく。
繋がれている右手だけが温かい。
「雛那ちゃん?
疲れちゃった」
「ううん
大丈夫だよ。
早く大学内を案内してよ」
首を横に振る。
私は2人に心配させないように明るく振る舞う。
「じゃあ出発!」
陸の元気のいい掛け声で遠足・・・じゃなくて見学が始まった。
お前の荷物全部捨てるぞ」
「えっ・・・
それは困る」
・・・荷物?
2人の会話はまだ続く
「お前の為に毎回送られてくる茶葉、もぅいらないって電話しとくかなぁ〜」
「あと未桜にチクるか」
「あー
わかった。
わかったから、さっきはすいませんでした」
「わかればよろしい」
また知らない事が出来た。
『未桜』って誰?
そっかそうだよね。
私と海斗が出会ってまだ1ヶ月―――
海斗と陸はもう何年も一緒にいる。
私とは違う。
さっきまで温かい感じがどんどん冷めていく。
繋がれている右手だけが温かい。
「雛那ちゃん?
疲れちゃった」
「ううん
大丈夫だよ。
早く大学内を案内してよ」
首を横に振る。
私は2人に心配させないように明るく振る舞う。
「じゃあ出発!」
陸の元気のいい掛け声で遠足・・・じゃなくて見学が始まった。