ミルクティー
陸が戻ってきた

「海斗雛那チャンに変なこと言ってないだろうな」

「別に俺は何も言ってないぞ」

「本当だな」

「さぁ~」

ふふふ。
おもしろい。

「雛那チャン海斗から何も俺の事聞かされて無いよね」

「え、あ、はい」

「よかったぁ~」

何をそんなに慌てているんだろうか?
まぁいっか。


「何で音楽学部だけ鍵開いていないんだよ」

「まぁしょうがないだろ今日は休みなんだから」

「けどさぁ~」

「また次でいいよね雛那ちゃん」

「はい」

そう、音楽学部の校舎は鍵がかかっていた為入る事が出来なかった。
ちょっと残念だけどまた案内してくれるって言ってくれたからいいや。


「海斗?」

誰かが海斗を呼んだ。
私たちはその人物の方へ目を向けた。

「修矢」



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