ミルクティー
「2人とも来ていたんだ」

「よ!
まぁよかったよ」

「何だよ【まぁよかったよ】って」

「けどよかったって思うよ」

「ありがと。
雛那ちゃんだけだよこんな優しい事言ってくれるのは」

「俺は雛那チャンの様に優しくないからな」

「雛那ちゃんこちらはお友達?」

「紹介するね。
宮間 鈴ちゃん」

「宮間 鈴です。
すずって呼んでください」

「リンでスズか…
雛那ちゃんがスズって最初に言ったとか?」

「うぅ…」

「そうです!
雛那が読み間違えてあたしをスズって呼ぶようになったんです。
七生さんスゴイです」

なんか2人で盛り上がっているし。
けど読み間違えたのは確かだから何も言えない…

「雛那ちゃんらしくて可愛いね」


ポチャン
1滴落ちる


私の顔は真っ赤だと思う。

「海斗、そろそろ控え室行くか?」

「そうだな、雛那ちゃん今日は何時くらいに終わる?」

「えぇ…
たぶん、6時過ぎちゃうかもしれない…
けどなんで?」

「夜道の1人歩きは危ないから」

「…うん」

「それじゃまた後で」






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