ミルクティー
少しの間海斗の部屋で過ごした。
「そろそろご飯だ…」
「じゃぁ送っていくよ」
また海斗に送ってもらう。
毎回毎回悪い気がする。
「いつも送ってもらって悪いよ。
今日は大丈夫だから」
けど海斗は聞き入れてくれない。
「大丈夫。
変な人に襲われたら困る」
出た!
海斗の心配症。
けど海斗に送ってもらうのって嫌いじゃない。
だってすごく温かい気持ちになる。
「雛那ちゃんの家はカレーか…」
「海斗は?」
「何にしようかなぁ~?」
「もしよかったら家のカレー、いる?」
「気にしなくていいよ。
ちゃんと自分で出来るから」
沢山面倒を見てもらっているから少しでもお返しが出来たらいいのになって思ったのに…
迷惑だったかな。
「雛那ちゃんの気持ちは嬉しいよ」
海斗は私の気持ちを察したのか嬉しい言葉をくれた。
ポチャン
落ちてきた。
今、私温かい。
リビングへ行くと机の上にカレーとサラダが出ている。
けどその近くに1枚のメモが―――
雛那へ
勉強ご苦労様。
高校代表頑張ってください。
お母さん
お母さんから。
私は涙が出てきそうになった。
海斗――――
昔みたいにお母さんとご飯食べられるかな?
「そろそろご飯だ…」
「じゃぁ送っていくよ」
また海斗に送ってもらう。
毎回毎回悪い気がする。
「いつも送ってもらって悪いよ。
今日は大丈夫だから」
けど海斗は聞き入れてくれない。
「大丈夫。
変な人に襲われたら困る」
出た!
海斗の心配症。
けど海斗に送ってもらうのって嫌いじゃない。
だってすごく温かい気持ちになる。
「雛那ちゃんの家はカレーか…」
「海斗は?」
「何にしようかなぁ~?」
「もしよかったら家のカレー、いる?」
「気にしなくていいよ。
ちゃんと自分で出来るから」
沢山面倒を見てもらっているから少しでもお返しが出来たらいいのになって思ったのに…
迷惑だったかな。
「雛那ちゃんの気持ちは嬉しいよ」
海斗は私の気持ちを察したのか嬉しい言葉をくれた。
ポチャン
落ちてきた。
今、私温かい。
リビングへ行くと机の上にカレーとサラダが出ている。
けどその近くに1枚のメモが―――
雛那へ
勉強ご苦労様。
高校代表頑張ってください。
お母さん
お母さんから。
私は涙が出てきそうになった。
海斗――――
昔みたいにお母さんとご飯食べられるかな?