ミルクティー
「海斗~金曜日どこ行くの?」

「水族館」

「はぁ!?
海斗が水族館!?
似合わねぇ~」

「誰も1人で行くなんて言ってないだろ。
雛那ちゃん。
雛那ちゃんと行くの」

「あ~…
雛那チャンね。
そうゆうの好きそうだしね」

「まぁ喜んでいたよ」

「それ、俺もついて行っていい?」

「なんで?
俺はお前の分まで割引券持ってないぞ」

「別にいいよ。
ただついて行かせてください」

「ダメ」

「もういい。
今日は帰るから」

「おぉそうしてくれ。
そしてもう来るな」



陸はその日は帰ったみたい。
けど今朝、海斗が車に行ってみたら――――

「海斗、今日はいい天気だねぇ~」

陸が居たみたいです。

―――――――――――――――
――――――――――
―――

笑っちゃった。
だってやっぱり2人は仲がいいんだなぁ~って。

「ねぇ、陸はどこに行きたかったの?」

「///」

あれれ?
急に陸の顔が赤くなった。
私マズイ事聞いちゃったのかな?

「陸は未桜の好きな店に行きたかったんだよ」

海斗が教えてくれた。
未桜さんって…海斗のお姉さん。
けどなんで?
私は頭に沢山のクエスチョンマークが浮かんでいる。


そんな私を見かねて海斗は笑いながら教えてくれた。

「今度、未桜がこっちに仕事の用事でくるんだ。
それでこの辺りに未桜の好きなお店があってそこで陸がプレゼントを買いたいんだって」


へぇ~プレゼント。
いいなぁ~
なんか陸らしいかも…


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