ミルクティー
「お待たせぇ~
あっ雛那チャン起きた。
気持ち良さそうに寝ていたね!!」

「えへへ」

「じゃぁもう時期着くからもう少し待っていてね」

「うん」

陸が戻ってきたら海斗は陸の隣に行ってしまった。
あーあ、寂しいな。



「今日はありがとうございました」

「いえいえ、雛那チャンが楽しんでくれてよかったよ」

「それじゃおやすみなさい」

「「おやすみ」」


2人と別れた。
水族館、また行きたいなぁ~
そんな事を考えながらリビングへ行く。
そこはいつもと変わらない風景。
けど確実に1年前とは違う所がある。


雛那へ

今日は水族館楽しかった?
相手の人にあんまり迷惑かけないようにしてね。

お母さん


まだ続いている。
お母さんが毎日メモを残すこと。
やっぱりまだ会いたくないのかな?

けどいいや。
こうして私と話をしてくれるから。


お母さんへ

水族館は楽しかったよ。
お土産、イルカのストラップだけど使って。

雛那


その日は早めに夕食を食べて早く寝ることにした。
あの夢が怖くてちょっと不安だった。
けど、思ったより眠れた。



たぶんそれは海斗が手を握ってくれたからかな…?





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