お姫様の憂鬱



「あたし、カイに会えて良かったよ


カイを、好きになれて良かった」


「うん」


「あたしを変えてくれてありがとう」



あたしがそういうと
カイは頭にのせていた腕も腰に回して、抱きしめる力を強めた



「俺こそ、ありがとう俺を、好きになってくれて

俺を……………………








……見てくれてありがとう」






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