お姫様の憂鬱
「もしかして朱羅に聞いたの?」
「うん」
あたしの質問に王子はあっさりと答える
それにあたしは少しだけ恥ずかしくなった
今まで朱羅以外にいえなかった秘密
お母さんにも、もちろん友達にも
そしてそれを知っても特に気にしないで
あたしを好きと言ってくれる王子に
今まで朱羅以外の誰にも何もいえなかったことを恥ずかしく思った
「そっか、朱羅はお喋りだな 秘密って言ったんだけどね」
恥ずかしさを隠そうと笑いながら喋る
でも王子はそれを見透かしたような感じで
だけどそれを言わない
「好きなこのことは知りたいからね
ちょっとだけ朱羅ちゃんに意地悪しちゃった」
ただその代わりにあたしを少しだけ焦らすんだ
『意地悪』って何?
どんなことしたの?って
思わせるためにわざとあの言葉を選んでる
「うん」
あたしの質問に王子はあっさりと答える
それにあたしは少しだけ恥ずかしくなった
今まで朱羅以外にいえなかった秘密
お母さんにも、もちろん友達にも
そしてそれを知っても特に気にしないで
あたしを好きと言ってくれる王子に
今まで朱羅以外の誰にも何もいえなかったことを恥ずかしく思った
「そっか、朱羅はお喋りだな 秘密って言ったんだけどね」
恥ずかしさを隠そうと笑いながら喋る
でも王子はそれを見透かしたような感じで
だけどそれを言わない
「好きなこのことは知りたいからね
ちょっとだけ朱羅ちゃんに意地悪しちゃった」
ただその代わりにあたしを少しだけ焦らすんだ
『意地悪』って何?
どんなことしたの?って
思わせるためにわざとあの言葉を選んでる