お姫様の憂鬱



そしてそして土曜日



「変じゃないかなぁ?」


あたしは朱羅に服装チェックをしてもらっていた

センスは悪くないと思うけど
念のためみたいな感じで


「大丈夫だって あんたが着たらなんでも似合うから」

とかいいながらドレッサーの前でコテの準備をしてる朱羅


あたしは

「ん、ならいいや」


言って椅子に座る

と、朱羅が手際よく髪をコテで巻いてくれる


朱羅の家は美容院を経営してて
ちっさい頃から見てるからか朱羅もヘアアレンジが上手いのだ
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