新人マネージャー恋しちゃう！？
面接から何日かがたった。

今日は結果が届く日。

「Ｍｉｋｕさん、緊張してますか？」

「ぜんぜん」

さっきからそこらへんをうろちょろしてる俺。

普通ならタレントの方が緊張するはずなのに俺ばっかり緊張してる・・。

それに対してMikuさんは自信満々だ。

「慶介、私のこと信用しなさいよ？

絶対合格するに決まってるじゃん。

服装だってバッチリ決めてきたんだから」

確かに服装は、バッチリ決めていった。

だけどそんなことで、採用されるだろうか・・。

そんなにこの世界は甘くないと思う。

いちよう、雪乃を見てきたから分かる。

「慶介が私のこと信じてくれないのだったら私は慶介以外に誰に信じてもらえればいいのよ？」

「っえ？」

確かにそうだ、俺達はこれか四六時中一緒にいることになる。

なのにＭｉｋｕさんのこと俺が信じないと・・・。

「私のこと信じなさい！！」

「はい！」

俺達はいつしか距離が縮まっていた。

「Ｍｉｋｕはこの会社の一押しだから大丈夫だっちゃ」

「ありがとうございます」

そうだ忘れてた・・。　

最近ズット一緒にいて麻痺してたのかも知れない・・。

Ｍｉｋｕさんは、誰がどう見ようとかわいい。

かわいいしスタイルだっていい。

だからまずまずはOKだろう。








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表紙・目次

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