愛の言葉
「はあ?!うざ!」
夏美も過剰反応する。
「うぜーのはお前だろ!帰るならとっとと帰れよ!」
どうやら正輝はさっきの話を聞いてたみたいだ。
「おめーに関係ねーだろ!今稲ちゃんとしゃべってんだよ!」
「はあ~自分勝手だな!」
正輝がそういった後、夏美は少し反抗してたけど、正輝は相手にしてなかった。
そして、次に行く場所について私たちだけで話す。
「稲ちゃ~ん!次公園いこうぜ?!」
「おっけーおっけー」
「じゃあいこうか!」
そういってみんなで店を出る。
気になってみてみると、夏美はまだいた。
稲ちゃんとの話がおわってないみたいだ。
でもやっぱり、私が正輝のケツに乗った。
公園に行ってからも、稲ちゃんと夏美が少し話した後、すぐに稲ちゃんも一緒になって遊んでた。
サッカーをしてたので、ヒールの私は参加できずに見ていた。
夏美は…私たちとは一緒にいないかと思うくらい遠くにいた。
「稲ちゃん…夏美どうしたの?」
「ん~まああれだよ、いろいろあんだよ」
「いろいろって?私にいえないことなの?」
「ん~…」
稲ちゃんが言葉に詰った。
「嫉妬だろ」
横から入ってくる宏ちゃん。
「さっちゃんと正輝が仲いいから嫉妬してんだよ、あいつ」
「……そうなの?」
「うん、それ以外ありえないし」
それを聞いてますます訳が分からなくなった。