愛の言葉





その日、正輝と夏美からメールが来た。

正輝は「また遊ぼうな」と。

その言葉が嬉しかった。

夏美は「明日も遊ぼう」と言ってた。

夏美の話だと、正輝、夏美とあと男2人がいつめんみたいなもので、「仲間」らしい。

そして女がもう1人ほしいから私を仲間に入らないか?と誘ってきた。

正輝と一緒にいれるのは嬉しかった。

だけど…でも…ほかの2人はよく知らない。

そう断ったら、明日「仲間」で遊ぶから、佐月もきて友達になればいい、と促され、明日も遊ぶことになった。

仲間…そんな存在も嬉しかった。

だけどそれより、正輝にまた会える。

そう考えると嬉しかった。






「送信:夏美

ありがと!
じゃあまた明日^^」





そういって終わりにした。

すると、正輝からの返事。

「明日私も遊ぶ」って送ったんだっけ?





「受信:正輝

明日小嶋もくんの?!
やったー(^―^)♪」







なんで…喜んでくれるの?

単に友達が増えたから?

うん…それだけだよね?

深く考えるのはやめよう。

傷つくのは…私なんだから。

そう思って、布団にもぐった。


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