いつかきっと
すると、ガタッと音がしたかと思うと、突如ドアが開いて中に引っ張られた。
何が起きたのか分からないまま、わたしの後ろでドアが閉まる。
「お前なぁ…高校のときとなんも変わってねぇのな」
そんな言葉がわたしの遥か上から降ってきた。
見上げるとそこには……
「圭太!」
この世で最も愛しい人が「ん?」と首を傾げて立っていた。
あれから少しして、圭太は見事に歌手デビューを果たし、今や大人気歌手となっている。
その格好良さにも更に磨きがかかり、目を見張るほど美しく成長していた。
わたしは思わず言葉を失った。
何で迎えにこなかったの! とか、早く開けなさいよ! とか、色々言いたいことがあったのにな…。
そんなの全部どうでもよくなってしまった。
何も言えずに、そっと抱きついた。
「圭太…やっと会えた」
自然と涙が溢れてくる。
すると圭太も、ぎゅっと抱きしめてくれた。
「香絵、会いたかった…香絵っ」
そしてどちらともなくキスを交わした。
今までの会えなかった時間を埋めるように、何度も何度も激しいキスをした。
「……っはぁ」
「……香絵、ごめん…もう我慢出来ない」
そう言って圭太はわたしを抱えてある部屋の中へ連れていく。
そして優しくわたしをベッドの上に降ろした。
「え、ちょっ圭太!?」
「……香絵……」
動揺するわたしをよそに、熱い舌で首筋を舐める。
「ひゃぁ…」
「…嫌?」
不意に圭太が悲しそうな顔で見下ろす。
「え…」
「俺とするの、嫌?」
そんなわけない。ただ、驚いただけ。
圭太を拒むなんて、きっとわたしには一生出来ない。
だからね、
何が起きたのか分からないまま、わたしの後ろでドアが閉まる。
「お前なぁ…高校のときとなんも変わってねぇのな」
そんな言葉がわたしの遥か上から降ってきた。
見上げるとそこには……
「圭太!」
この世で最も愛しい人が「ん?」と首を傾げて立っていた。
あれから少しして、圭太は見事に歌手デビューを果たし、今や大人気歌手となっている。
その格好良さにも更に磨きがかかり、目を見張るほど美しく成長していた。
わたしは思わず言葉を失った。
何で迎えにこなかったの! とか、早く開けなさいよ! とか、色々言いたいことがあったのにな…。
そんなの全部どうでもよくなってしまった。
何も言えずに、そっと抱きついた。
「圭太…やっと会えた」
自然と涙が溢れてくる。
すると圭太も、ぎゅっと抱きしめてくれた。
「香絵、会いたかった…香絵っ」
そしてどちらともなくキスを交わした。
今までの会えなかった時間を埋めるように、何度も何度も激しいキスをした。
「……っはぁ」
「……香絵、ごめん…もう我慢出来ない」
そう言って圭太はわたしを抱えてある部屋の中へ連れていく。
そして優しくわたしをベッドの上に降ろした。
「え、ちょっ圭太!?」
「……香絵……」
動揺するわたしをよそに、熱い舌で首筋を舐める。
「ひゃぁ…」
「…嫌?」
不意に圭太が悲しそうな顔で見下ろす。
「え…」
「俺とするの、嫌?」
そんなわけない。ただ、驚いただけ。
圭太を拒むなんて、きっとわたしには一生出来ない。
だからね、