いつかきっと
「ううん、嫌じゃないよ」
素直な気持ちを吐いた。
「初めてが圭太で嬉しい」
「…………」
「して?」
そう言った瞬間、激しいキスの雨が降ってくる。
嫌なわけないじゃない。
こんなに好きなのに…
こんなに愛してるのに…
圭太―――…
「ンッ、ぁあ…ァ!」
「はぁっ…香絵、香絵!!」
―――――
―――…
「はぁ!?」
「…だから来んなって言ったろ」
あれから心も体もひとつになったわたしたちは、そのまま眠ってしまったらしく、今はもう夕方になっていた。
わたしが圭太に、なんで来て欲しくなかったのか問い詰めると、
「あのとき、俺が迎えに行くって言ったのに、お前が来てどーすんだよ…」
これがその真相だったらしい。
「なんでそんなことにこだわんのよ。会えるならなんでもいいじゃない」
「男には色々事情があんだよ!」
そう言って恥ずかしそうにソッポを向いてしまった。
ホントに…何でこんなに可愛いの!
わたしはそっと圭太を抱きしめた。
「ごめんね、でもわたし、やっぱり少しでも早く会いたかったから…」
「……そんな可愛いこと言われたら、また襲うぞ?」
さっきまでのいじけた顔はどこ吹く風。
にやりと口角を上げて笑っていた。
これは…マズイ。
圭太の顔がどんどん近づいてきて、思わずぎゅっと目を閉じた。
ちゅっ
「へ?」
軽く触れるだけのキスをして、なんだか拍子抜けしたわたしに言った。
「もう少ししたら、俺がお前を迎えに行くから」
素直な気持ちを吐いた。
「初めてが圭太で嬉しい」
「…………」
「して?」
そう言った瞬間、激しいキスの雨が降ってくる。
嫌なわけないじゃない。
こんなに好きなのに…
こんなに愛してるのに…
圭太―――…
「ンッ、ぁあ…ァ!」
「はぁっ…香絵、香絵!!」
―――――
―――…
「はぁ!?」
「…だから来んなって言ったろ」
あれから心も体もひとつになったわたしたちは、そのまま眠ってしまったらしく、今はもう夕方になっていた。
わたしが圭太に、なんで来て欲しくなかったのか問い詰めると、
「あのとき、俺が迎えに行くって言ったのに、お前が来てどーすんだよ…」
これがその真相だったらしい。
「なんでそんなことにこだわんのよ。会えるならなんでもいいじゃない」
「男には色々事情があんだよ!」
そう言って恥ずかしそうにソッポを向いてしまった。
ホントに…何でこんなに可愛いの!
わたしはそっと圭太を抱きしめた。
「ごめんね、でもわたし、やっぱり少しでも早く会いたかったから…」
「……そんな可愛いこと言われたら、また襲うぞ?」
さっきまでのいじけた顔はどこ吹く風。
にやりと口角を上げて笑っていた。
これは…マズイ。
圭太の顔がどんどん近づいてきて、思わずぎゅっと目を閉じた。
ちゅっ
「へ?」
軽く触れるだけのキスをして、なんだか拍子抜けしたわたしに言った。
「もう少ししたら、俺がお前を迎えに行くから」