いつかきっと
「!!!」

「ちゃんと嫁入り準備して待ってろよ?」

「うん…うん! 帰ったらすぐ準備するね!!」

そりゃありがてーな! なんて笑いながらもう一度抱きしめられた。

「なぁ、今日は泊まってくんだろ?」

「そうだよ?」

「じゃあさ…」

???

「もう一回ヤってい?」

なっ!!

「ばかぁ――――!!!」

バコーンッ!




こんなエッチなやつだけど、すっごく優しくてだれよりも格好いい。

辛いこともあったけど、圭太となら何度だって乗り越えて行ける。

だって、こんなにも愛して、愛されているから。

一度離れてしまったからこそ、その絆はより強くなった気がする。

「もうぜってー手放さねーから、覚悟しとけよ?」

臨むところよ。わたしだってもう二度と離れてあげないんだから。

圭太はわたしの耳元でそっと囁いた。




“愛してる”









END














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