ツンデレ彼氏。Ⅱ
君の隣
20時、
私はマンションの
エレベーターを待っていた。
今日は部活の練習が
長引いて、
いつもより少しだけ遅い。
こんな日はいつも…
「よぉ万里花」
「あ、悠太。
おかえり」
悠太と帰ってくる時間が
同じになる。
「まーたエレベーター
使うのかよ。
階段上って
少しは痩せろー」
「余計なお世話」
なんて言いながら
結局私は悠太と一緒に
階段を上る。
私と悠太の部屋は
隣同士。
家族ぐるみで仲のいい
私たちの関係は
生まれたときからの
幼なじみ。
でも今は、
初めてお互い
違う学校に通い、
こうやって会えるのも
週に2、3回程度だ。
私はマンションの
エレベーターを待っていた。
今日は部活の練習が
長引いて、
いつもより少しだけ遅い。
こんな日はいつも…
「よぉ万里花」
「あ、悠太。
おかえり」
悠太と帰ってくる時間が
同じになる。
「まーたエレベーター
使うのかよ。
階段上って
少しは痩せろー」
「余計なお世話」
なんて言いながら
結局私は悠太と一緒に
階段を上る。
私と悠太の部屋は
隣同士。
家族ぐるみで仲のいい
私たちの関係は
生まれたときからの
幼なじみ。
でも今は、
初めてお互い
違う学校に通い、
こうやって会えるのも
週に2、3回程度だ。