純粋tears☆
コンサート○*+



『冷たい・・・寒い・・・』


――独り・・・暗い牢獄の中・・・


『私は・・・――。。ヤッテイナイ・・・』

『証拠がそろっているんだ。証人だっているぞ?!お前がやったんだろう!』

『チガウ・・・私じゃない・・・違うのに―――・・・!!』




―――攻められるの・・・“お前がやった”・・と・・・


『違う・・・違うの・・・・!!』





―――大好きなあの人も私を疑いの眼でみていた・・・




・・・そして・・告げられた言葉は・・・




『サヨナラ・・・』











「いやぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!!!!」




ベッドから跳ね上がった。

肩が上下する。





呼吸を整えながらグラスに水を注いだ。



・・・ゴクッ



喉を潤して、冷静になる。時計を見るとまだ午前2時。




「・・・どうして・・・・」




“あの夢”を見るのはいつもクリスマス・・・。



今年こそは



今年こそは幸せに・・・・








「もう、考えないでおこう・・・」



ほら、もう少し寝てれば朝になる・・・



今日は李兎とコンサートにいくんでしょう?





自分にそう言い聞かせてベッドに入る。






“あの夢”は・・・





私の・・・・









「・・・寝よっ」



私は再び眠りに入った。
< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

TO you... ~君に伝えたい~
来愛♪/著

総文字数/1

恋愛(その他)1ページ

表紙を見る
全盲彼女
来愛♪/著

総文字数/551

恋愛(その他)1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop