キミを想うトキ
着いたのは大きなショッピングモール
所狭しとお店が連なって
あたしを手招きするように誘ってる
「これ、可愛い~♪」
いつもはクール(?)を装ってるあたしも
大好きな洋服を目の前に心は自然と弾み出す
「桃ちゃんは絶対こっちの方が似合う!」
あたしが持っていた服を取り上げて
飴玉男は違う洋服をあたしに差し出した
真っ白な可愛いワッフルガーデ
「……あたし、白は着ないの。」
そう言って飴玉男に洋服を突き返す
「桃ちゃんは白とか絶対似合うよ!俺が保証する!」
「保証されてもね…」