いつも隣にイケメン君
電車が来るまでホームに立っていた私達なのだが……
私は、志津と安藤くんが、
私達が来るまでどうしていたのか
気になって、
志津の肩をツンッとつついた。
「へっ?何?寿花ちゃん…ニヤニヤしててキモいよ?」
むっ!
キモいとは失礼な!
親友の恋路を心配してやってるのに!
(まず、自分の心配をしなさい…)
「私達が来るまで、何してたの?」
私が志津の顔を覗きこんで聞くと、
志津は赤い顔をしてそっぽを向いて言った。
「ちょっとだけ、喋った…」
おぉっ!
喋ったんだ!
進歩じゃーん!
「何?何を喋ったの??」
志津に顔をもーっと近付けて聞いた。
ココが一番気になるトコロです!
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