いつも隣にイケメン君
何事もなかったように、
颯爽と部屋を出て行くキラ様。
って、いや待て!
何フツーに出て行ってんの?!
ってか、なんでいたの?!
いやいや、なんでいんの?!
謎が多すぎて意味がわからないっ!
「おっ…お母さーん!!」
私は叫びながら階段を駆け下り、
リビングへ入った。
お母さんはキッチンに立って朝食の準備をしており、
お父さんはパジャマのまま新聞を読んでいた。
「あら、寿花。おはよう。今日はちゃんと起きれたのね。」
いつも起こしてもらってすみません…。
「母さん、今日は雪でも降るんじゃないか?」
と、お父さん。
黙れ、加齢臭。(失礼)
「あ、そうね。洗濯物とり込んでおこうかしら。」
なぜ言うことを聞く?
いつまでラブラブなんだ、この二人は…。
(二人とも今年で45歳です。)
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