black rose


「・・・」

『ほら出来ないじゃん。』

出来ないんじゃなくてやらなかっただけ。
今はまだ、その時じゃないから。

そう心の中で囁いた。

『じゃ、今日も始めようか…。』

彼は二ヤッと笑った。


『美音ちゃんさ、ほんといい身体
 してるよね。

 まだ、高校生なのに…。』

「へ、変なこと言わないで。」

やっぱり気色悪い。


『好きだけどエロい身体。』
男は舌舐めづりをした。

『相変わらず綺麗だな。
 興奮するよ。』

と、言いながら私の体を舐めまわすように
みる。
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