black rose


「諒、お前が直球すぎるから
 美音顔真っ赤じゃん。」

「えっ!俺のせいなの…?」

「完全にそうだろ。」


あぁ!とケンカが始まった。


「えぇっと、あのケンカは…。」

「ほら、美音ちゃんが戸惑ってるよ。」

駄目だねぇと桐夜さん。


「で、どうすんだ。
 ないんだろ。家。」

「はい。ないです。」

「じゃ、此処に住め。」

いいなと念押しされた。
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