black rose


「お前の思ってる通りだ。

 あいつ等の前の代の幹部をやってた。」


やっぱり・・・。

じゃ、秋兄と友達って事になる・・・?

「そうだな。栗山の兄貴とは高校からの
 友達って事になんな。」

「そうですか。」

「で、このままあのマンションで
 住むのか?」


「まぁ、今のところは…。

 ある程度のお金が貯まれば
 アパート借りるつもりです。」

「そうか。 
 分かった。

 じゃ、親御さんには
 栗山の所って伝えとくわ。」

じゃねぇと心配すんだろとそれだけ言って
電話の所に向かって行った。

私は、失礼しましたと職員室を後にした。
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