black rose


先生が先代、何か想像つく。


ってことは、麗紗は知ってた。



うん、そうなるね。

って、早く行かないと麗紗に殺される。


そう思って、足早に教室に向かった。




「麗紗~。待ったよ…ね?」

「…うん。待った。長い。
 しかも、迎え来てる。」

そう言って、校門の方を指さした。

・・・・・。
うん、やばいな・・・。
率直にそう思った。

「あ、あれってもしかして…。」

うんと、だけ頷いた麗紗。
私は、はぁと盛大にため息をついた。
< 46 / 83 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop