black rose


「ど、どしよ…。

 美音固まっちゃった…。」

「固まったな…。」


と、呑気なカップル。

「まぁ、とりあえず車に乗せて。」

と、気が付いた時には、車の
中だった私は驚きでおもいっきり
叫んでしまった。


「えっと、何かいろいろごめんなさい。」

「うん、こっちこそごめん。」

いつも勝気な麗紗が謝った。


「驚くのも無理ないよな」

「そうだな。」

呑気な男ども・・・。

おめぇら、二人のせいだろ。
と、心の中で突っ込んだ。
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