black rose


「言わなくてごめんね。」

何か恥ずかしくてと、顔を真っ赤に
して言う麗紗。

「麗紗…。
 超可愛い。」

と、思った事を言ってみた。

すると、見る見るうちにさっきより
顔が赤くなってくる。


「な、何言ってんの。

 からかわないでよ。」

もうと、うんやっぱり可愛い。


「美音ちゃん、麗紗のことからかって
 いいの、俺だけなんだよね…。」


祐志君が黒いような。

「あははは…。」

「はいはい。祐志、何美音ちゃんに
 妬いてんだよ。」

と、けらけら笑ってた。
< 50 / 83 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop