black rose
と、まぁ出ることになったんだが・・・。
こ、この状況は何なんですか?
「お前らにはあらかじめ話していた
と思うが、此処にいる女がroseだ。」
晃磨さんが厳ついイケメンにーちゃん
達に言う。
私はというと訳が分からずオロオロ
しているだけ。
近くにいる桐夜君や燐を見るが、二人とも
知らん顔をする。
「美音、挨拶しろ。」
急な晃磨さんの言葉に困惑しながら、
必死で自己紹介をする。
「ぇ、えっと、瑞野 美音で…す。
あ、あの、みなさんお怪我の無いように。
あ、っとよろしくです。」
私の必死の挨拶にも関わらず、大爆笑の
晃磨さん。
今、私すっごく顔が赤いとおもいます・・・。
そして、そんな晃磨さんにつられるように、
下っ端の皆さんも大笑い。
祐志だけでなく麗紗まで笑ってる。